Steve Jobs と知財
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Jobsの模倣と創造
アセンブリー・イミテーション
「アップルの本領は、自社のアイデアと外部の技術を縫い合わせて、その成果にエレガントなソフトウェアとスタイリッシュなデザインをまとわせることにある・・・技術のオーケストレーターであり、インテグレーターである。外部からアイデアを取り入れることを恐れず、そこに必ず独創的な工夫を加える」エコノミスト誌からの引用
(オーデット・シェンカー 「コピー・キャット」東洋経済p104)
「新しいアイデアだけでイノベーションが生まれるわけではない。そのアイデアを現実とする行為も等しく重要なのだ。」
ウォルター・アイザックソン「Steve Jobs」講談社 p166
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Jobsの気づき
2000年には、CDからコンピュータにリッピングしたり、あるいはナップスターのようなファイル交換サービスからダウンロードなどして、プレイリストをブランクディスクに焼くのが大流行する。この年、人口2億8100万人の米国で3億2000万枚ものブランクCDが売れた。(スティーブ・ジョブス 講談社)
音楽管理ソフトは他社から出ていたが、いずれも不格好で複雑だった。
元アップルのビル・キンケイドとその友人、ジェフ・ロビンとデイブ・ヘラーが、MP3プレーヤー「リオ」をマック対応にするために「サウンド・ジャム」を作る・・・アップルに買収される
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iPod→iPhoneへと発展
iPhone・・iPodの機能+ワイドスクリーン+マルチタッチ+インターネット
iPhoneの強み・・10年以上の研究開発成果MacOS(Nextstep)を基本にUI、iTunes、iPod 成功によるブランド力+⇒iOS、マルチタッチ特許、UI特許、デザイン特許+ ⇒「トレードドレス」
サードパーティによるアプリの開発(オープン戦略による顧客への付加価値提供)
電話・通信の半導体・・当初は、既存技術の一世代古いチップで構成・・・最先端技術のライセンスを受けずに回避
iPhone→iPadへと発展
iPad・・・iPhoneとパソコンの中間を狙う・・アラン・ケイの着想・・子供から老人まで簡単に使える・・グラフィックスでコンピュータを操作するというコンセプトを具体化・・・iPhoneでタッチパネルに慣れた後に、市場に投入。